2015年02月09日
第89話 風の話
釣り大会の安全講習で使った資料です。
エアソフト97さんで
記事に取り上げてくれた!
先日お店伺ったときに
50mラインを狙うエアソフト
の話になったんだ。
あれ?私たち刺繍に戻ってますけど。
まだいろんな表情ができえないんだ。
早く作ってほしいです~。
エアソフト97さんでは
ホップを使った弾道補正の
話を書いてくれていたんだが
そもそも「風」って何だという
話を書いてみよう。
そこまでやりますか。
風というのは
○上空で吹いている
「偏西風(ジェットストリーム)」
○気圧の差で生まれる風
大雑把にいえば2種類だ。
直接感じるのは気圧差
で生じる風だ。
「気圧」ですか・・・
どう関係するのでしょう。
水は高いところから
低いところに流れる。
そうイメージしていただけ
れば結構だ。
つまり、高気圧から低気圧
に向かって風が吹く。
台風だって、暖かい海水を
エネルギーにした低気圧だ。
台風の力ってすごいぞ。
ものすごい遠くの台風でも
潮流に影響が出たりする。
季節風ってありますよね。
季節風も大きく言えば
高気圧から低気圧への
流れが多い。
そこに偏西風が絡むことも
あるけど。
梅雨前線に吹き込んだり
とかね。
沖縄の場合だとどうなんでしょう?
沖縄は無風の日が年間数日しかないんだ。
よほど高気圧のど真ん中とか
つりあっているときくらいだ。
まとまった風が吹くのは
10月ごろから吹く「ミーシニ(新北風)」と
梅雨明けに吹く「カーチベー(夏至南風)」だ。
これは一定量強い風が吹く季節風だ。
カーチベーは本土に停滞する
梅雨前線に吹き込む湿った
生暖かい風だ。
それとこれからの時期、
旧暦の2月に吹く
「ニングワチカジマーイ(二月風廻り)」
ってのがある。海人殺しの風だ。
海での死者が出やすい。
物騒ですね。
海人って漁師さんですね。
大陸から偏西風に乗って
小さい低気圧が次々に
襲来する。
天気がよかったのに
急に崩れる。
釣り船やってるときは
あれが一番怖かった。
前線といっても、サバゲーとか戦闘の
前線じゃないよ。
気温の差で雲が発生し
雨を降らせるんだ。
中学校でも習うから割愛で。
サバゲーの話とずれてる
ような気がします・・・。
その日の天気がどうなるのか。
風が安定するか不安定なのか。
地域の気象条件を理解すれば
弾道補正もしやすいんだ。
常に風が一定ということは少ないけれど
その日にどういう風が吹くのか、予め把握するわけですね。
本物のスナイパーみたいに
スポッターがいて風速を計って
補正値を知らせてわけじゃない。
サバゲーじゃ自分自身で工夫して
弾道補正して初弾を当てるって
努力は必要なんだ。
俺、釣り船もやってたから
気象が気になるだけかも
しれないけど。
今回は沖縄のケースでのお話でしたが
皆さんも地域の気象について調べてみてください。
本土だと気象条件はだいぶちがいますから・・・
役立つことがたくさんあるかもしれません。
今日の那覇の最低気温は
11度でした。寒いです。
これで寒いって言ったら
怒られそうです~
風が強い日も補正しにくいけど
微風もまた読みにくい。
教科書どおり陽炎が出てるような
日ならいいんだけどね。