2015年03月02日
第101話 萌え系刺繍パッチをデザインする(その3)
続きですね。
主線ができたら
今度は着色だ。
主線の追記だが
消しゴムとペンツールを
駆使して、細部も整えて
から着色に入ろう。
●背景(パッチのベースとなる円)
●キャラクターのベースカラー
を塗りこんでいく。
ベタ塗りペンとかを使っては
はみ出たところを消しゴムで
消すをくりかえす。
くれぐれも、線は太めにだよ。
大変な作業ですね・・・
慣れたらスラスラできるよ。
色によってレイヤー分けする
方法もあるんだが、レイヤー
だらけになるとわずらわしく
なる。ラスタレイヤーでまとめて
着色してみた。
後ほど色が変わる可能性が
ある箇所、たとえば髪などは
「ベタ塗りレイヤー」を設定してみた。
ベタ塗りレイヤーは1色しか
使えないが色変更できるよ。
(チェック柄を入れる前)
チェック柄ってどうやって
描くんですか?
複雑そうです。
チェック柄もベタ塗りレイヤーを使う。
「縦縞」「横縞」をそれぞれ
レイヤー分けしておいて
使いたい色を50%の透過度に
設定して模様を重ねるように
描くんだ。
横縞のみ
縦縞が入ったところ
なるほどです~
透過する性質を利用して
チェック柄を作るわけですね。
この模様が刺繍できるかどうかだけどにゃ。
チェック柄が作れるか実験用なんだ。
「I LOVE M4」の文字と
めいどin沖縄のスタンプを
入れて、円からはみだした
部分のフチを修正したところ。
「帯」の文字も作ろうと思ったが
今回はやめておいた。
アーチ状に設定する方法が
わからなかったんだ・・・
これくらいの枠なら10文字
ほどが限界だ。
もう入稿できるくらいまでできたんですね?
まった、ここで注意が数箇所。
銃の着色は「ベタ塗りレイヤー」
で銃のみにしている。
これも透過度を低くしておく。
色が濃いと刺繍のトレース時
見えないんだ。
それと、一定程度できあがったところで
修整がないかチェックするんだ。
着色して「やっぱここはこうで」って
出てくるもんだ。
入稿前に直しておく。
それができたら概ね完成だ。
続きます。次回は刺繍化しますよ。
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Posted by sacom(モソの中身)
at 09:48
│縫製・刺繍のはなし