2014年12月17日
第52話 何で萌えキャラなんだ?
エアーフェスタ出店を終えて
改めて何で萌えキャラなのか
触れてみる。
何ですか突然。
萌えキャラのパッチは
好きな人はいいけど
ちょっと二の足を踏んで
しまう人もいる。
ちょっと寂しいですね・・・。
だが、路線は間違って
なかったんだなと思ったね。
萌えキャラはさすがに・・・
と思う人も品質を
見てくれた。
それで十分だ。
刺繍製品で一番難しいのは
日の丸。
次は萌えキャラにゃ。
詳しいお話を♪
刺繍製品ってのは材料工学だ。
デザインありきだと上手くいかない。
どちらかと言えば土木建築に近いんだ。
たびたび出てくる話ですね。
土木建築におけるデザインの話をすると
一定程度の制限がある。
構造計算とか建築基準法、消防法とか
クリアしたうえでデザインしてるんだ。
広いスペースを確保するために
柱抜くわけにもいきませんよね。
たしかに。
もちろん、コストを掛けて
工法を変えれば解決
できる部分もあるけど
やっぱり限度はある。
そこで刺繍の話だ。
本題ですね。
刺繍だって生地や糸、芯、いろんな材料を使うにゃ。
刺繍糸一つとっても、
ポリエステルなのか。
レーヨンなのか。
番手はどうだ。
似て非なる性質を持つんだ。
それを組み合わせて
作れる範囲で刺繍する。
刺繍って縮み、ふくらみ
変形がありますね。
ミシンってのは上糸と下糸を
からめて縛り上げる。
だから大なり小なり変形が
かかる。
萌えキャラの話から
脱線してます~。
実は萌えキャラと
かなり関係あるのよ。
自分で作ってみて感じたのは
多少崩せても問題ない図案と
絶対に崩せない図案がある。
殆どの図案は多少崩れても問題ない。
絶対に崩せないのは
日の丸と萌えキャラだ。
どういう事でしょうか?
刺繍は糸を縛り上げるので
変形が付き物。
日の丸は真円が楕円になり
シワが寄ってしまうの。
日の丸は刺繍で一番難しいにゃ。
そこで萌えキャラの話になるが
線の再現性や模様のズレで
可愛さがだいぶ失われる。
滑らかな線の再現も重要だ。
模様のズレですか・・・
ミシン刺繍では糸を縛り上げる
わけだから、縫ってるそばから
ズレが発生するんだ。
なるほど~♪
生地と糸の組み合わせや
密度の設定次第で
なめらかな線が失われたり
血色が悪くなったり
いろんな問題が発生するの。
ちょっとだけわかった気がします。
萌えキャラの刺繍ができれば
たいていの刺繍ができる。
萌えキャラ刺繍で蓄積した技術を
他の刺繍にフィードバックさせるんだ。
それだけじゃないですよね。
まあ、作ってて楽しいし
購入いただいた方も
喜んでいただける。
これが一番かな。
やっぱり中の人の趣味ってわけですね。
技術研究も兼ねての趣味だな(笑)
その延長でおくちチャックマソと
マンガ的なものを作るぞ。
原作:中の人 作画:おくちチャックマソ
めいどin沖縄マンガ版
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刺繍糸で立体的に仕上げてます。
M4シリーズ、AKシリーズなどなど、今後発売予定です。
ミキさん、まぁやさんパッチもよろしくです!
Posted by sacom(モソの中身)
at 13:06