2015年03月01日
第99話 萌え系刺繍パッチをデザインする(その1)
以前、別のブログでもやったんだけど
イラスト作成ソフトを使った
パッチのデザイン術について
書いてみようと思う。
詳細はこちらのページで
http://www.geocities.jp/sacomworks/design.htm
私たちは手書きイラストから
作られていましたよね。
手書きでもいいんだが
イラスト作成ソフトだと
こちらも作業しやすいし
作図する楽しさもあるはず。
ただ、問題があって
できないものを入稿されたり
途中で図案が変わると
断ったり追加作業したり
非常にめんどくさいんだ。
失敗しにくい方法ということで
イラストソフトを使った方法で
最UPだ。
楽しみです。
いかにイラストソフトが使えようが
刺繍できないものは無理。
線が細すぎたりとか
版権にかかるとかね。
こういうのは絵がうまかろうが
NG。刺繍できない。
だから刺繍でどこまでできるか
という点で考える。
【サイズの設定と実寸での下書き】
まずはサイズを決める。
そして構図だ。
今回は9cmの
円形で設計してみる。
トップの画像のようにがっつり
作りこんでしまったら
10枚程度だと1枚3千円
超えてしまう。
コストを下げたいなら
細かく作らないこと。
今回のは機材があいてるときに
うちのWEBサイトで販売する
ものなので、がっつり作りこんでる。
外周に3mmの縁取りが必要なんですよね。
そうだ。フチの処理をするにあたり
3mm幅以上で、刺繍パッチに縁取り
する必要があるんだ。
内側の8mmの円は何でしょう?
8mmの帯ここに文字を入れる。
俺は「帯」って読んでいる。
文字は英字で5mm以上必要
だから、6mmの文字に上下1mmの
クリアランスを設けて8mmという
イメージだ。
この段階では手書きで
いいのでしょうか?
手書きでもいいというか
手書きのほうがいいな。
普通の紙でもいいが
ケント紙で書くと書きやすい。
この枠線はコンパスなどを使って
ボールペンで書いておく。
(鉛筆で下書き)
ここで構図をある程度考えるんだにゃ。
そうだ。鉛筆で下書きして
気に入らなかったら消す
これを繰り返す。
んで、構図をまとめていく。
(サインペンやコピックで書く)
ここまでは別のブログで紹介していましたよね。
1mm幅のサインペンで書くことで、刺繍できない絵を
書かないようにするんですよね。
そうだ。
PCでいきなり作業をすると
刺繍できないような細い線で
入稿しかねないから
太いペンで下書きを作って
刺繍できる寸法にしてもらうんだ
文字がごちゃごちゃしてますねぇ・・・
そういうところは、PCで作図しても
刺繍にはできんってことだ。
だからサインペンを使うんだ。
イラスト用の「コピック」というペンもお勧めだ。
(スキャナーで読み取ってソフトへ取り込む)
今回はここまで!
全国的に天気が荒れているようです。
サバゲー等お出かけの皆様、ご注意くださいませ。
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パッチ・ワッペンデザイン術2018(その7)
パッチ・ワッペンデザイン術2018(その6)
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パッチ・ワッペンデザイン術2018(その3)
パッチ・ワッペンデザイン術2018(その2)
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Posted by sacom(モソの中身)
at 14:05
│縫製・刺繍のはなし